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二金セッション 膨大なライブ記録    


 毎月第2金曜日に渋谷のジャズ喫茶「シーバード」で関西する「二金セッション」は、1993年から続いており、膨大な記録が残っている。

 詳しくは、大学の同級からいっしょに活動しているピアニスト、朝田照雄のブログをご覧頂きたい。 
 http://jazmys.hp.infoseek.co.jp/Seabird/2KinReport.html 
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by chihirotp | 2010-02-25 14:19 | ライブ記録

困り果てた豚、それ以下の豚 2010/2/25   

「困り果てた豚、それ以下の豚」2010/2/25

 ユーロが下落している。
 1月の初めに1ユーロ=134円くらいだったものが、執筆時点で122円ほどになってきた。ユーロの構成国ギリシャの財政危機が深刻化していることが背景にある。
 同国の09年の政府累積債務はGDP(国内総生産)比113%、年間の財政赤字はGDP比約13%である。また、債務の3分の2は外国からの借り入れであり、この4、5月に償還を迎える長期国債170億ユーロの借り換えができないのではないかと不安が広がっているのである。
 ギリシャ国債の格付けはユーロ圏の中で唯一「A」を下回って、長期金利が上昇してきた。また、ギリシャ政府は課税逃れなどの「改革」を打ち出してはいるものの、反対する勢力がストライキを行うなど混乱が続いている模様だ。
 ギリシャは人口11百万人の小国でありGDPはユーロ圏の3%ほどに過ぎないから、そのこと自体が経済に及ぼす影響はさほど大きくない。しかし問題は、それがユーロ構成国の信用問題にそのまま直結しそうなことである。そして、最も不安視されるのが、PIIGS(豚=pig)と呼ばれるポルトガル、イタリア、アイルランド、ギリシャ、スペインである。
 これらの国では、そろって累積債務と年間の財政赤字が見過ごせないほどに膨らんでいるが、その大きな原因はこの都度の世界的金融危機とその対策費にある。そうした意味で、金融危機の後始末の焦点がいま、不況対策から財政赤字対策に移ってきたともいえよう。
 ただし、米、英、独、仏、伊、日など、すべての先進国も、もともと膨大な累積債務と巨額の財政赤字(ついでに高齢化の問題など)を抱えていた。そこに今回の金融危機が重なり、政治麻痺など症状が悪化している。したがって、ユーロだけが極端に下落していくこともないのかもしれないが、巷で言われている景気回復を、とても素直には喜んでいられない状態といえよう。
 さらにわが日本は、1,000兆円、GDP比200%にもなる国の累積債務が既にPIIGS以下であり、2010年度予算の財政赤字もGDP比9%を超えている。借入先をなんとか国内でまかなっているのではあるが、我々は、ギリシャの悲劇を「明日はわが身」と感じなければいけない。
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by chihirotp | 2010-02-25 11:13 | 随筆